退屈な毎日に刺激が欲しい…悩めるアラサーに寄り添う小説『婚活っていうこの無理ゲーよ』
こんにちは、かんまな(@kanmana3)です。
「充実した毎日を過ごしたい」って、誰もが思いますよね。
職場でも中堅の立場になって、この先が見えてきたアラサーだったらなおさらのこと。
結婚したいと思うのも、結婚すれば今の単調な生活から抜け出せるはずだから…なんて、少なからず希望を持っているからではないでしょうか。
アラサー三人による婚活レースを描いた小説『婚活っていうこの無理ゲーよ』には、まさにそんな女性が登場します。
主人公三人のうちの一人、舞は、前の彼は刺激が足りないのが不満で別れたという女性。
さまざまな習い事にチャレンジした経験もあります。
家と職場の往復だけで一日を終わらせず、プライベートを充実させようとする姿が眩しいです。
私自身、舞に共感する部分が多く、結末には何度もうなずいてしまいました。
舞の物語を読んで、退屈な毎日から脱出する方法を考えてみませんか?
リアルなアラサーの姿に共感
著者のはあちゅうさんは、ブロガー・作家として活動している方です。
ネットでの炎上などの影響で強い人、キツい人というイメージがあるかもしれませんが、この小説は真逆。
さらさらした文章がスッと心に入ってきて、ついつい読み進めてしまいます。
主人公たち三人の姿がリアルで、共感する部分も多いです。
例えば、舞のセリフ。
「いっそ結婚なんてどうでもいいって思えるほど、仕事が充実していたらいいのに、そんなに命かけられる仕事でもないしさ」
そう、そう、そう、まさに。
今の仕事を頑張ったところで、その先に何かがあるわけでもないから。
だから余計に、他のことを充実させたくなるんですよね。
LINEやFacebook、美肌アプリを使いこなす様子も、今時のアラサーって感じです。
まるで友達の体験談を聞いているかのような気分で読みました。
刺激的な生活ができれば幸せになれる?
充実した毎日を目指して、恋愛にも刺激を求める舞。
物語の中盤で、理想的な相手・圭太と出会います。
圭太のおかげで、きっとこれからの私の人生は変わっていく。
視点を変えて、行動を変えれば、毎日は楽しみに溢れているのだと信じられた。
圭太は好奇心旺盛で、外に繰り出して新しい経験をするのが好きな男性です。
幅広い人との交流もあり、週末には予定が詰まっている。
もちろん舞のことも連れて行ってくれ、彼女として周りに紹介してくれます。
まさに、舞が求める生活そのもののような人。
圭太と一緒にいれば、幸せになれるのでしょうか?
間違いなく幸せ! と思いきや、舞には違和感があるようで…。
物語の最後に、舞は進むべき道を見出します。
それはどんな道なのか、ぜひ小説を読んで見届けてください。
あなたにとっても救いになるはずです。
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